餃子と食べる東洋医学|体質改善

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餃子と食べる東洋医学〜東洋医学の考えを元に鍼灸師が餃子をプロデュース〜餃子✖️陰陽

2023/06/07 (水)

東洋医学の考え方の一つに、「陰陽」という考え方があります。
自然界の全てのものを「陰」と「陽」に分ける考え方です。
例えば太陽と月、夏と冬、火と水、暑と寒、上向きと下向きなどなど
身体にも陰陽があります。
例えば頭と足、背中とお腹、精神と肉体など
「陰」と「陽」はお互いの過不足を調節してバランスを取っています。
「陰」だけとか「陽」だけという事はありません。
それを表した図が写真の「陰陽太極図(いんようたいきょくず)」と呼ばれるものです。

太極図では、陰と陽が真ん中で完全に2等分されているのではなく、ぐるぐる回っているかのように描かれています。これは、陰が強くなるとやがて陽へ、陽が強くなるとやがて陰へと変化していくことを表しています。
そして「陽極まれば陰となる」「陰極まれば陽となる」という言葉があり、陽は行き着くと陰になり、陰は行き着くと陽になります。
白い白勾玉には、黒円(=陽中陰)があり、黒勾玉の中には白円(=陰中陽)が描かれています。
それは「陽の中にも陰があり、陰の中にも陽がある」という事を表しています。

食べ物にも陰陽があります。
土の上にできる野菜は陽
土の下にできる野菜は陰
夏野菜は陽に作用するので身体を冷やす働きがあります。
冬野菜は陰に作用するので身体を温める働きがあります。
例えば…
麦は夏の収穫ですので陽
稲は秋の収穫ですので陰
実の付け方も、麦は上向きで陽、稲穂は下を向いているので陰
餃子の皮の小麦には夏の熱を除く作用があり「心」に作用します。
結果、食材の効能では、心を養い精神を安定させる効果があります。
「心」については今後五行で説明しますね^_−☆


生活の中にある陰陽は、身体の中にもあります。

次回は、「身体の中の陰陽」を説明します٩( ᐛ )و